STORY
真山カヲル子は、警察官の父の影響で、より一層責任感の強い大人になった。当然自分も警察官なることが運命だと思い込んでいた。しかし、その運命は叶わなかった。
留置所の管理をする留置担当官、通称「担当さん」。
警察官にはなれなかったけど、留置所という職場で、『世の中のためになる事をしたい!』と、自分なりの強い正義感を背負いながら、日々の職務を全うしている。
『人様に誇れるような恥ずかしくない人生を送りなさい…』
それが、父の最後の言葉だった。最後まで出来た父だと思った。天国の父に胸を張れる様な『恥ずかしくない人生』を送る事…それが彼女の使命となった。
夢を叶えたい…
好きな人と愛し合いたい…
欲しいものは手に入れたい…
欲望と犯罪と女と男…
勝ち組と負け組…
罪を犯してしまった女と罪を犯したことがない女…
道を譲る女と道を譲られる女…
『あたしたち、ちょっと間違えちゃっただけだよね…』
留置所に送り込まれた呆れるほどどうしようもないダメな女たちと真面目すぎる女の悲しくも可笑しい留置所悲喜劇。
STORY
この瞬間を、どれだけ待ったことだろう・・・
ようやく迎えることのできるこの瞬間・・・
ライスター航空218便ホノルル行きが、間もなく羽田空港から旅立とうとしている。
当然、乗客たちは皆、浮かれている。
「今回の旅行で最高の気分になった瞬間は??」
って聞かれたら、何て答える??
ワイキキビーチ?ダイアモンドヘッド?
アラモアナショッピングセンター?
ロイヤルハワイアンの朝食ビュッフェ?
いいえ・・・
私はこう答えるの。
「行きの飛行機!!!」
いつだって、旅の始まりが一番楽しいもの!
空港最高!!!
とりあえず、私、飛びたい。
ハワイに行きたい人々が、空港を舞台に繰り広げる群像会話劇。
STORY
「お金で買えないものなんてない。」
お金があるから、欲しいものが手に入る。
お金があるから、美人になれる。
お金があるから、性格が良くなる。
お金があるから、健康でいられる。
もう充分?いや…まだ足りない…
人生は一度きりしかないんだから…
「世の中には、お金で買えないものもあるんだよ?」
……冗談でしょ。笑
もっと…もっと…ちょうだい…
そうしたら、もっと人生が豊かになって、幸せになれるから…
幸せな女だって、思われたい…
これは寂しい金持ちの話でも、愛にあふれた貧乏人の話でもない、
ごくごくふつうのお金が大好きな人たちの群像劇。
STORY
男は、その女の「顔」が好きでした。
男は、その女を食事に誘いました。
男は仕立ての良いスーツで、女は、胸元の開いたワンピースで、寿司を食べました。
会話が弾み、女は酔っ払い、潤んだ瞳で男の話を熱心に聞きました。
そして、男は女の手を握りました。
女は恥じらいながらも、その手を受け入れました。
女は、その男の「顔」が嫌いでした。
女は、その男がしつこく誘ってくるので、渋々食事に行くことにしました。
女は、清楚なワンピースで、男は趣味の悪い、いかにも高そうなスーツで、寿司を食べました。
会話を合わせ、愛想笑いをし、女は権力のある男のつまらない自慢話に、付き合いま した。
すると、突然男が女の腰に手を回しました。
女はその手を振り払いましたが、男は離してくれませんでした。
そして、男は女の耳元でこう言ったのです。
「仕事、欲しいんでしょ?」
女は、何も言えず、それを受け入れました。
当たり前に、見て見ぬふりをして、流してきた。
流さなきゃいけない。
でも、もう流すつもりはない。
「美人は得をする」
本当にそうだろうか…
艶∞ポリスの訴える究極の女の喜劇。
でもこれは、喜劇として流すつもりはない。
INTRO
「幸田さん、仕事だから、PTA活動お休みするなんて・・・
そんなの理由にならないわよ?(笑)」
立候補する奴なんて、誰一人いない。
沈黙の役員決めから、地獄の一年は始まる・・・
目黒区碑文谷小学校、碑文谷美化委員会、通称「ひも美」。
くじ引きで集まったママたちによって、始まったPTA活動。
絶対こんなのおかしい・・・分かってる・・・でも言えない・・・
何故って・・・?
それが、PTAだから。
PTA会議室で繰り広げられる女の戦い。
これこそ、最高の女の喜劇。
INTRO
多くの人が行き交う空港…
今日も多くの人の様々な想いを乗せ、飛行機は飛び立つ…
一見、どこにでもいるような普通の女と男…
ただ、楽しい旅をしたいだけなのに…
ただ、普通の幸せを手にしたいだけなのに…
ぶつかり合い、すれ違い、
出口の見えないトンネルの中から、なかなか抜け出せない女と男…
幸せを掴めない女は、幸せを掴んだ女に聞く。
「どうして私は、幸せになれないの?」
幸せを掴んだ女は、かすかに眉をひそめ、
少し微笑みながらこう答える。
「・・・個性が強すぎるのかもしれないね」
不器用だけど、愛おしい男女11人の オムニバス群像劇
INTRO
私は埼玉県で生まれて、20歳の時に池袋で出会ったロングヘアのバンドマンの男と恋に落ち、この街に住み始めました。
彼のどこに惹かれたかって?、、、それは勿論、“sence”ですよ。
彼は、コムデギャルソンの服を身に纏い、いつもお洒落な価値観を語ってくれました。
私は彼を尊敬していましたし、結婚を考えておりました。
ですが、、、
彼は突然姿を消しました。私が埼玉のスーパーのレジ打ちで稼いだお金を全て持って、、、
その瞬間、彼が私を愛していなかったことを悟りました。
私は、全てを失いました。
いえ、違いました、、、
一つだけ、彼が私にくれたものがございました。
それが“sence”でした。
私は、その“sence”だけを持って、アパレルという世界に飛び込みました。
全てが新鮮でした。
アパレルの仕事は、想像以上に過酷な仕事で、私は、毎日深夜まで働き、安いお給料で、生活していくのにやっとのことでした。周りの友人には、「どうして、そんなに大変な仕事をしてるの?」と同情の込められた言葉をかけられましたよ。
でも、、、私は幸せでした。
例え、お金がなくても、毎日、お洒落なお洋服に囲まれてるのだから。
誰に何と言われようと構いません。
私は、本当に自分を愛することが出来る場所が見つかったのですから。
そして、私が22歳の時に、【yoshiko yamada paris】を設立しました。
そして、この度、「日本人も、パリジェンヌのようにシックでラグジュアリーな服を、日常服にして欲しい」という想いから、【yoshiko yamada paris tokyo】をスタートさせました。
このお話は、もう間もなくオープンする私のブランドの新ライン【yoshiko yamada paris tokyo】の、ストーリーです。ですから、最高にお洒落で、最高に面白い喜劇であることは、間違いないでしょう。
【yoshiko yamada paris tokyo】デザイナー 山田良子
STORY
死の知らせは、突然だった。
一人暮らしをしていた、小菅正志が死んだ。
バラバラな思惑の親戚一同が集まる通夜の開式一時間前…
参列者から預かった香典がなくなった。
「盗んだやつがこの中にいる… 」
葬儀のことをすっかり忘れ、みんなの頭の中はお金でいっぱい。
ケチで、卑しくて、自分勝手で、優しくない…不謹慎で最低な親族たち。
たかが紙切れ一枚、でもこれが無ければ生きていけない。
お金を愛しすぎる大人たちの群像喜劇。
INTRO
今年で、31歳ということで、面白半分で婚活パーティーに参加しました。
趣味 ライザップ男、異様にボラボラ島行きたがる男、蕎麦しか食べない男、年収嘘つく男、笑顔が健康的すぎるパイロット、婚活前に焼肉食べてきた男、体目当ての消防士など、、、
面白い人たちがいっぱいいて、結婚したいと強く思っている男女がわんさかいて、遊び半分で参加して申し訳ありませんでしたという、気持ちになりました。
今回は婚活パーティーのお話です。
婚活を私が書くとこうなります、といった感じの皮肉たっぷりの喜劇です。
特にアラサーアラフォーの方々、独身の方、結婚に悩んでいる方に
この喜劇を見ていただきたいです。
楽しんでいただけると思います。
INTRO
デパ地下で働くマネキン(派遣)の女たち。
「あいつ、まじ、うざい」
悪口は、止まらない、、、
ねぇ、どうする?
あいつ、、、殺そう。
INTRO
5つのエピソードによるオムニバス公演
INTRO
魅せてあげる。女の気持ち悪さを。
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